還元発熱体:SETH(無酸素発熱)










De-Oxidation Heating Element

上記円形発熱体の発火状態 (発熱体の例:円盤形)                       

  1.直径 75mm 厚さ2cmの円盤型発熱体の発熱量は、
     実測値で 40~50Kcal(47~59wh)/ 個
     エネルギー密度は、470~590wh/kg (680〜850wh/L )
      参考として、アルカリ乾電池のエネルギー密度は、100wh/kg (250wh/L)       
   この円盤型発熱体で1℃の水を200ml沸騰させる事が可能。

  2.着火後の発熱体の表面温度の変化例    
                  着火後の時間       表面温度
                     5秒     1010 ℃   
                    30秒       1010 ℃
                  2分30秒        500 ℃   
                 22分                 102 ℃

発熱体概要:                     [本発熱体は、大阪市創業者賞、受賞] 

 ① 金属を主体とするテルミット反応の発熱を利用している。
 ② ライターで、瞬時にして(5,6秒で)着火させ、発熱させることができる。
 ③ 着火後は酸素を必要としないので、密封された容器内、水中、風雨の中でも発熱する。また、CO等、有毒  
         ガスやCO2炭酸ガスを発生しない。
 ④ 使い捨てなので回収する必要はなく、一般金属廃棄物として廃棄できる。
 ⑤ 長期間(>数年)保存できる。 試作以来6年経過するも、実用可、確認済!
 ⑥ 発熱体の形状は円盤型のみならず任意に出来る。 寸法も自在で、必要発熱量に依り増減させる。
 ⑦ この発熱体を直列に並べれば連鎖して着火し、発熱するので、熱量が足りないときには連結するだけで発熱
   量の増大が可能である。

[発熱体:SETHの着火状況ビデオ, 水中でも発火反応]

[応用例ビデオ: 足温器、湯沸し、陶芸等
(CO/CO2 の発生が無いため、社内、テント内等でも使用可)!]

代表応用
 上述の様に、炭素(化石)燃料の燃焼ではなく、化学反応に依る発熱体の為、問題となるCO2や毒性COを排出
 せず、無公害廃棄が可能、しかも1000℃以上もの高温を出す! 
 その特徴を生かした応用製品として、調理、暖房用等々、以下の様に数々考えられる!
 1)野外バーベキュー用等、着火炭熱源、熱源用エコ燃料炭
 2)災害時等緊急熱源(緊急持ち出し箱に一つ)特に 沸騰水確保!
 3)寒冷地での自動車、野外作業装置の起動補助熱源、車内・テント内暖房!
 4)野外での特殊実験・特殊作業
 5)七宝焼・陶芸用等の熱源!
 6)ゼーベック効果に依る急速 熱発電(バッテリー)充電 !
 7)熱衝撃試験用熱源
 等々

下の写真は5)の実施例!
 >>>>Movie_Echo-Heater_2.htmlMovie_Heat_Block_Test_2.htmlMovie_Heat_Block_Test_2.htmlEco-Cooktop.htmlMovie_Echo-Heater_2.htmlMovie_Heat_Block_Test_2.htmlMovie_Heat_Block_Test_2.htmlshapeimage_1_link_0shapeimage_1_link_1shapeimage_1_link_2shapeimage_1_link_3shapeimage_1_link_4shapeimage_1_link_5shapeimage_1_link_6

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上:堺正章氏のサイン


下:ばんばひろふみ氏のサイン